JISによらない機械製図

JISの機械製図に規定されていない描き方の説明と、偏見的な解説をしています。

製図 ― 製図用語 (1)

 の付いたものは、規格本文にない、解説やコメントなどになります。

 

    製図 ー 製図用語

       JIS Z 8114

 

序文 省略

1. 適用範囲 この規格は、製図に関する製品技術文書情報に用いる用語の定義につい

て規定する。

 なお、ISO 10209-1 及び ISO 10209-2 で規定する用語は、ゴシック体で示す。

  この頁ではすべて標準体で示します。これ以降の頁でも、すべて標準体で示しま

  す。

  備考 省略

 

2. 用語及び定義 用語及び定義は、次による。

 なお、参考として対応英語を示すが、ISO 10209-1 および  ISO 10209-2 で規定する

用語はゴシック体で示す。

  このページではすべて標準体で示します。

  備考1. 一部の用語に括弧を付けて示してあるものは、括弧の中を省略してもよ

      い。

  備考2. 誤読のおそれのある用語については、用語欄に用語の読み方を括弧付けて

                       平仮名で示す。

2.1 製図一般に関する用語

 



2.2 図面の様式に関する用語 

2.3 製図に関する用語
2.3.1 尺度に関する用語

2.3.2 線に関する用語



 この規格は、用語の定義であるので説明や解説などは特に必要ない。説明や解説

は、その項目のところで行うものとする。

 それでも気になるところをあげるとすると、1016の墨入れ製図であろうか。からす口

など、若い製図者が使用することはもちろん、目にすることなどまずないのではないだ

ろうか。このような項目がいまだに入っていることは、どうかと思う。

 しかし、昔は墨入れして図面をしっかりと残したのだろうから、図面というものが大

切にされたことのひとつの証ではないだろうか。このようなことは、何らかの形で残し

ておいてもらいたいことではある。

 

 また1017の合成製図、定義文中の切り張りは、コピーアンドペーストからいつの間に

か貼り付けという意識が強くなっているのか、切り貼りと使っていたように思う。

 しかし、日本語の本来の使い方では、切り張りであり、読みも"きりばり"である。

切り貼りも間違った使い方ではないようである。