このブログは、JIS規格の製図、なかでも機械製図に関するものを説明していま
す。
まず、JIS規格本文を掲載し、それについて解説やコメントがある場合、※を付け
てJIS規格とは違う観点からの考えを述べています。
※ 前ページからの続きとなります。
2.4 図面の名称に関する用語
2.4.1 用途による用語
2.4.2 表現形式による用語
2.4.3 内容による用語
2.5 図面管理に関する用語
※ この項目は、製図用語(1)からの引き続きです。同じように、その項目の規格のと
ころで説明やコメントをしていきます。
この頁にも、機械製図とは関係のない土木部門、建築部門の言葉が入っています。
その分野の言葉は、末尾に括弧でその部門が記されています。
番号 4208,4209 にあるコンポーネントは、部品、成分、構成要素などのことであ
り、コンポーネント図、あるいはコンポーネント仕様図は、特にどの部門かの記載はな
いが、現在ではIT分野で使われることが多いと思う。
コンポーネント、略してコンポといえば、昭和の時代ではコンポーネントステレオの
ことではないだろうか。よく○○のアンプには、△△のスピーカがよいとか音の違いも
分からずに言っていたことがあったことを思い出す。
この組合せの状態を図で示したものがコンポーネント図であろうか。図とはいえ、型
式や性能などを表したものを四角形で囲み、関連を示したもので、一般の人もカタログ
等でよく目にしているものである。
どんなものにも名前はあるものであるが、正式名称となると、知れ渡っていることが
少ないのはよくあることである。